レオパやリクガメといった爬虫類の飼育を楽しむ人も多いですが、定期的にきちんとお掃除をしてあげることも重要です。爬虫類ケージをお掃除する際には次のようなアイテムがあると便利でお掃除もしやすくなります。
- 床材用スコップ
- 消臭・除菌スプレー
- 爬虫類用洗剤(クリーナー)
- 爬虫類用ウェットティッシュ
- ザル
- 柄の長いピンセット
- 防臭ゴミ袋
今回は爬虫類ケージをお掃除するときにあると便利なアイテムにスポットを当てて、おすすめの商品やアイテムを使うメリットなどをご紹介します。
爬虫類のケージ向け!掃除アイテム7選
爬虫類を飼育しているケージのお掃除は人によって汚れが目立つようになってきたタイミングや、ケージ全体をお掃除するタイミングなどさまざまですが、スコップやザル、ウェットティッシュなど用意しておくと便利なアイテムもあります。
まずはどんなアイテムがあると便利なのかを7選してご紹介!
床材用スコップ
レオパなどの爬虫類をペットにしている場合、糞尿の掃除をするときに床材に染み込んでしまっている場合も少なくありません。こういった場合に床材用スコップがあると汚れた部分だけをスコップですくって取り除き、新しい床材を補充すればいいので作業効率も上がります。
またこのクリーンスクーパーなら目も細かいので使いやすく、細かい床材とゴミを一緒にすくってもゴミだけをわけることも可能です。
消臭・除菌スプレー
ケージの壁面など目につくところが汚れてしまい、見栄えが悪くなったときなどに使うことの多い消臭・除菌スプレー。おすすめとして紹介しているペレッティーは獣医師などのプロも使うアイテムで、エタノールや二酸化塩素などの爬虫類にも人間にも害になる物質を使っていないので安心して使えます。
他のアイテムを使う場合は爬虫類に負荷をかけずに済み、カビなどの真菌を防ぐ効果もあるノンアルコールのものを選んであげましょう。
爬虫類用洗剤(クリーナー)
テラリウムなどで爬虫類を飼育する場合、シェルターをはじめとするオーナメントを採り入れる人も多いですが、これらのアイテムをお掃除するときには今回おすすめしているオーナメントクリーナーのような爬虫類用の洗剤が適しています。爬虫類用の洗剤はそのほとんどが天然由来のものを原料として使用しており、爬虫類に悪い影響を与えることもないですし、しっかり汚れを分解してくれるのも強みです。
爬虫類用ウェットティッシュ
ケージの簡単なお手入れなどに使いやすいウェットティッシュですが、ジェックスから販売されているこちらの商品はウェットティッシュでも珍しい爬虫類・両生類の飼育用品専用のもの。他のペット用のものより爬虫類に影響を与えてしまうことも少なく、さっと拭くだけで汚れを落とすだけでなく除菌もできるので使いやすいです。
ザル・フルイ
普段のお手入れではなくケージ全体など大がかりなお掃除を行う際に、チップやデザートサンドなどの床材を使っている場合はザルを使うのがおすすめ。床材の中に入り込んでいるなどで見えづらかったり、ピンセットでカバーしきれないゴミもふるいにかけることで分別しやすくなり、取り除きも楽ちんです。
柄の長いピンセット
爬虫類に使うピンセットというと餌を与える時に使うものを想像しがちですが、掃除用のピンセットも用意しておくのがおすすめです。さっとつまんで汚れやゴミなどを拾うことにも使えますし、バルダリウムなどケージ内のレイアウトが細かい場合にもピンセットならこれを崩さずにフンなどを取り除けます。
防臭ゴミ袋
フトアゴやモニター(オオトカゲ)などの爬虫類のお世話をする中でフンの処理は意外と問題になりやすいです。というのもトカゲのフンは結構臭いが強く、普通のゴミ袋では外に臭いが漏れてしまうこともあるため。おすすめ商品のように防臭タイプのゴミ袋も販売されているので、 マンションなどの集合住宅で爬虫類を飼育していたり、処理したフンの臭いによるご近所トラブルなどを避けたい場合は使うことがおすすめです。
掃除のときの注意点
爬虫類のケージをお掃除してあげるのは餌や水やりなどと同じように飼い主が行う重要なお世話のひとつ。でもお掃除をするときにはいくつかの注意しなければいけない点があります。ここではそんな注意点を解説していきます。
汚れを残さない
爬虫類ケージのお掃除は人により間隔が異なりますが、壁面などの拭き掃除だけでなく床材の交換などしっかり行う場合は手抜きなどによりケージ内に汚れが残ってしまうことは絶対に避けなければいけません。
もしケージ内に汚れが残ったままだと、次に同じレベルのお掃除をするまでこの汚れが残ってしまう事がほとんどでケージ全体が不衛生になってしまいます。レオパなどの爬虫類は不衛生な環境にいると病気になってしまうのでお掃除をしてあげるときは必ず汚れを残さないようにしてくださいね。
生体にストレスを与えないように隔離する
ケージを丸ごとお掃除する場合はもちろんですが、床材の交換などをする際にも爬虫類がケージ内にいたままだと作業の邪魔になってしまいますし、爬虫類からしても自分がいるのに勝手に家を荒らされていると感じてしまうなどストレスの原因になることがほとんどです。
そのためケージ内のお掃除をする際には他のケージやバケツなど、別の場所に隔離してあげる必要がありますが、隔離先の温度が低い場合などはヒーターなどを用意してあげて、身体が冷たくならないようにしてあげる必要があるほか、フタをするなど脱走しないような対策も重要になります。
隔離した爬虫類はすべての掃除が終わり、機材の設置など元の状態に戻してあげてからケージ内に戻してあげてくださいね。
まとめ:爬虫類向け掃除アイテム7選!クリーナーやペーパーを使って清潔に保とう
爬虫類を飼育する中でケージのお掃除は大事なお世話のひとつですが、床材用スコップやザル、爬虫類用のクリーナーやウェットティッシュなどの掃除アイテムがあると役立ち、掃除にかかる時間も短くなりやすいです。
またお掃除をする際にはケージ内に汚れが残らないようきちんと掃除するほか、生体を他の場所に隔離してあげるなどの注意点にも気を付ける必要があります。
爬虫類の飼育を始める際には今回の記事を参考に掃除に必要なアイテムを用意してあげ、清潔で衛生的なケージを保ってあげるようにしてくださいね!
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