爬虫類ケージのレイアウトアイテム10選!流木・植物・石などをご紹介

レオパやリクガメなどの爬虫類をケージで飼育することは多いですが、ヒーターやライトなどの設備と同様に必要不可欠なものとして流木や植物、石などのレイアウトアイテムが挙げられます。しかしどんなものでもいいというわけではなく、種類やサイズ、組み合わせなどは飼育している爬虫類によって異なり、選び方も重要になってくるんです。

今回は爬虫類のレイアウトアイテムとしておすすめできる商品を10選するのに合わせて、覚えておきたいレイアウトアイテムの選び方も解説します。

爬虫類におすすめレイアウトアイテム10選

流木や石、植物など爬虫類に必要なレイアウトアイテムはさまざまなものが発売されているので、どれを選んだらいいのか悩んでしまいがち。そこでここではレイアウトアイテムの中から特におすすめの商品を10選してご紹介します。

自然流木

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爬虫類のレイアウトアイテムとしてよく使われる流木はこちらの商品のような「自然流木」と、流木風に作られた「人工流木」のふたつがあり、こちらは商品名からもわかるように自然流木です。サイズも3種類の中から選べますし、アクアリウムだとアク抜きをしなければいけない点もありますがレオパなどの水を必要としない爬虫類だとアク抜きもしなくていいといったメリットもあります。

人工流木

スドー かくれ流木 L オークトンネル

こちらの商品は自然流木に近い色合いや形をした人工流木です。自然のものに比べてカビが生えにくい点や丸洗いも簡単に行える点などが魅力ですが、人工流木の一番の強みは形が一定なことが挙げられます。お店に直接買いに行く場合は問題ありませんが、ネット通販などで流木を頼む場合は実際に届いてみるとサイズが思っていたよりはるかに大きかったり、形が違っていたといったことはザラにあるんです。

その点人工流木は必ず形が決まっているのでこういったトラブルは起きず、また複数のアイテムを組み合わせたレイアウトを作る場合にもやりやすいメリットがあります。

ニッソー 自然流木 特大

ニッソー 自然流木 特大

自然流木なので形にバラつきがあるのは難点ですが、大型の爬虫類にも使える特大サイズのものが欲しいときは人工のものは少ないこともありますし、値段も比較的リーズナブルなアイテムです。人工流木と組み合わせてワイルドさを強調する使い方もできますよ。

爬虫類用バスキングスポット ウォーム・プレート

形状お任せ 爬虫類用バスキングスポット ~ウォーム・プレート~ Lサイズ 1個 爬虫類 レイアウト用品

形状お任せ商品なので届くまでどういったものが来るかわからないといったデメリットはありますが、フトアゴやレオパなどのバスキングスポットに使ったり、組み合わせて隠れ家にすることも可能なプレートです。値段もそこまで高くないですし、レンガなどと比較した場合レイアウトを損ねる心配も少ない点もメリット。

カミハタ アクアリウムロック

カミハタ アクアリウムロック 気孔石 大 形状お任せ

ずっしりとした存在感がある石で、流木などと組み合わせてレイアウトの幅を広げることもできますし、サイズが大きすぎる場合でも割りやすいのでさまざまな使い方ができます。イグアナなどの大きな爬虫類を飼育している場合のレイアウトに採り入れるのもおすすめ。

爬虫類・両生類用のシェルター

爬虫類 両生類用 亀 シェルター 島 水棲カメ 天然の岩を模したカメの甲ら干しの丘 リクガメの隠れ家 亀用スドー 避け石 亀 ケイブ 水槽の飾り スドー|HIIZORR

カメの甲羅干しに使えるだけでなく、レオパなど他の爬虫類の隠れ家やよじ登るアイテムとしても使える商品です。擬岩のシェルターは一見すると岩ですが、本物に比べて軽く、デザインも一定している点も魅力。水も流せるのでさまざまな使い方を楽しめます。

ディスキディア

ハートジュエリー ディスキディア 観葉植物 インテリア 垂れ下がり

ディスキディアはつる性の植物で原産地が熱帯地方なため、高温多湿の環境に強く、ビバリウムなどで爬虫類と共に入れるのに向いています。流木などに着生させてもいいですし、つる性の特色を生かしてカーテンのように垂らすのも見栄えがいいです。

爬虫類におすすめの観葉植物はこちらもご覧ください。

シノブゴケ

(観葉/苔)シノブゴケ 4パック分 本州・四国限定[生体]

横に這う苔の一種であるシノブゴケは手間がかからないので育てやすく、こちらもテラリウムなどに向いた植物です。また葉の形が大きい三角形と珍しい形をしていることもあり、レイアウトのアクセントにも使えます。はじめて爬虫類を飼育するという初心者でも扱いやすいのでおすすめ度も高いです。

ポトス

観葉植物 ポトス ゴールデン 4号鉢 受け皿付き Epipremnum pinnatum ‘Aureum’ エピプレムナム

観葉植物として有名なポトスも実は熱帯植物なのでテラリウムなどにも採り入れやすく、ハート形の葉が魅力的なアイテムです。丈夫なことや流木に巻き付かせておしゃれ度をアップさせる楽しみもでき、入手しやすい点もポイントが高いです。

スパティフィラム

観葉植物:スパティフィラム 鉢カバー付き*

アクアテラリウムなどで利用されることも多いスパティフィラムもおすすめアイテムのひとつ。こちらも丈夫ですし水切れからの復活をしてくれる点や耐陰性が高い点などメリットも多いです。

爬虫類に合うレイアウトアイテムの選び方

ここまでは爬虫類と一緒に合わせるレイアウトアイテムの中からおすすめのものを10選してご紹介しましたが、ここからは流木・苔・石とジャンルごとに爬虫類に合わせたアイテムの選び方を解説します。

生態・特徴を考慮した流木

流木はホーンウッドやブランチウッドなどさまざまな種類があり、飼育する爬虫類に合わせたものを用意することが重要です。主な特徴と爬虫類ごとの選び方として以下のようなものがあります。

  • ホーンウッド=枝が太いのでトカゲなど高いところが好きな種類や樹上棲の爬虫類向き
  • ブランチウッド・枝流木=こちらも樹上棲向けですがより小型爬虫類に適した流木です。
  • スタンプウッド・塊状流木=高さがないので落ちてもケガなどの心配がいらない点や、重量もあるのでレイアウトを崩される心配がない点などの理由からカメや大型の爬虫類など動きが鈍いタイプ向け

これらの流木はあらかじめ水草や苔などが活着しているものを選ぶと、自分で活着させる手間を省けるのでおすすめです。

流木についてはこちらの記事もご覧ください。

湿度・給水を補う植物や苔

保湿効果にも期待できる苔や植物ですが、樹上棲のトカゲなど動かない水に反応しないタイプの爬虫類は苔や植物の枝や葉についた水滴を水分として採り入れることもあるんです。

また苔や植物を選ぶ際に注意しなければいけないのがフトアゴなどの「乾燥地に棲むトカゲ」で、これらの生き物を飼育するためには乾燥状態を作る必要があるため、植物もサボテンなど乾燥に強いものが適しています。

バスキングスポットや隠れ家になる石

フトアゴなどバスキングスポットが必要になる爬虫類は意外と多く、これらの生き物のために必要となるバスキングストーンには天然石や溶岩石のほか、木化石やタイルなどさまざまなものがあり、それぞれ保湿性や形状など特性に違いがあるので、熱くなりすぎやすい溶岩石と温まるまでに時間がかかる天然石を組み合わせるなどの工夫をすることでいい結果が得られやすいです。

また爬虫類をベビーから飼育していたり体が大きくなるものの場合は、一般的なシェルターを隠れ家にしていると大きくなることでサイズが合わず、新しいものを用意する必要性が出てきますが、これも石を組み上げて作るようにすれば成長に合わせて大きくするなどの調整もできますよ。

しかし大型の爬虫類を飼育している場合は注意が必要で、隠れ家を作るために組み合わせる石が小さいと爬虫類に崩されてしまい、レイアウトも壊れてしまうため崩されないような大きめの石を使うなどの工夫をするようにしましょう。

まとめ:爬虫類ケージのレイアウトアイテム10選!流木・植物・石などをご紹介

樹上棲のトカゲや甲羅干しの必要があるカメなど爬虫類を飼育する際には流木や石、植物・苔といったさまざまなレイアウトアイテムも一緒にケージ内に入れる必要があります。しかし飼育している生き物に合ったものを入れないと満足できる結果が得られず、無意味になってしまうことも。

レイアウトアイテムでお悩みの際は今回の記事を参考に、爬虫類に適したうえでレイアウトも整えられるものを選んでくださいね!

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