初心者におすすめ!人気爬虫類ランキング7!ヘビ・カメ・トカゲなど紹介

爬虫類も犬や猫のように、ペットショップで売られていることも多くなりました。

初心者でもペットとして爬虫類を飼いやすくなっています。しかしここで問題になるのが初めての飼育に、どんな種類を選ぶかです!
初心者でも飼いやすくおすすめできるものとして「ヒョウモントカゲモドキ」や「コーンスネーク」は有名です。

今回はさまざまな爬虫類の中でも人気が高く、初心者でも飼育しやすい種類を7種ご紹介すると同時に、初心者が爬虫類を選ぶときのポイントも合わせてご紹介します。

初心者にもおすすめ!人気の爬虫類ランキング7

リクガメやトカゲなどは少し前まではペットで飼うには苦労することも多かったのですが、飼育アイテムが増えてきたことやペットブームに合わせるかたちで、自宅などで飼育する人も増えています。

可愛らしさから人気も上がっていますが、初心者だとどんな爬虫類を選べばいいのか悩んでしまう事も。

まずは爬虫類の中でもペットにしやすく、初心者にも適した7種をランキング形式でご紹介します。

1位 ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキは「レオパードゲッコー」とも呼ばれる爬虫類で、ヤモリの仲間です。名前のとおりヒョウ柄のボディやまぶたがあること、エサを欲しがる仕草がかわいらしいといった特徴を持ち、なおかつ爬虫類の中でも特に飼育がしやすいとされているので、爬虫類飼育初心者にもおすすめできる生体なんですよ。

エサは生餌だけでなく人工餌も食べてくれます!

種類も豊富なのでまずヒョウモントカゲモドキから爬虫類飼育をスタートする、という人も多いですよ。

2位 コーンスネーク

コーンスネークは名前のとおりヘビの仲間で、オレンジ色の「オケッティ」やアルビノ種の「スノー」、深みのある赤色が特徴の「ブラッドレッド」などさまざまなカラーバリエーションがあり、それでいて飼育もしやすいので爬虫類愛好家はもちろん、初心者からも人気が高いです。

ヘビなので温度に気を付けなければいけない点はありますが、他のヘビよりも低温に強いですし、丈夫なので飼いやすいのも大きなポイント。
性格も温厚で、攻撃的に噛みつくことはないです。

ただ、最大体長が120cm以上に成長するため、ケージは成長とともに買い替えてあげる必要があります。

3位 ヘルマンリクガメ

リクガメの一種であるヘルマンリクガメは他のリクガメと比較してもサイズが小さめで、ヘルマンリクガメの中でも特に小さい「ダルマティア」の子どもは34㎝の甲長とかわいらしい姿をしています。もともとの生息地がイタリアやスペインなど日本と同様に四季がある地域なので寒さにもある程度強いのもポイント。きちんと飼うことができれば寿命も3550年程度ととても長いので、長期間にわたってペットと過ごす時間を楽しめます。

4位 クレステッドゲッコー

ヒョウモントカゲモドキの別名でも「ゲッコー」の名前がでてきましたが、これはヤモリの洋名なことからさまざまなヤモリの名前にゲッコーがついています。

「ジャイアント」や「ガーゴイル」などさまざまなゲッコーがいますが、今回ご紹介するのはその中でも樹の上に棲むタイプの「クレステッドゲッコー」です。目玉と頭が大きく見た目にも特徴がありますし、気を付ければ手の上に乗せて触れ合いを楽しめる「ハンドリング」も可能です。

専用の人工餌も発売されているので、昆虫などを用意しなくても容易に餌付けができるのも初心者に嬉しいポイントといえます。

5位 ギリシャリクガメ

ギリシャリクガメは同じリクガメの仲間であるヘルマンリクガメよりはややサイズは大きめ。そんなギリシャリクガメは甲羅の幾何学模様に特徴があり、生息地域によって模様に違いがあるので、お気に入りの模様を見つける楽しみができます。また繁殖されているものが広く出回っているので入手難易度も低めです。

ニンジンやカボチャ、レタスなど普通に購入できる野菜も食べるため餌も用意しやすいですし、週2くらいのペースでケージから出してお散歩させてあげれば運動不足も防げます。

甲羅を維持するため、爬虫類専用のカルシウム剤も時折与えるようにしましょう。

6位 ボールパイソン

ニシキヘビの一種ですが大きなものでも2メートルを超えるものはほとんどおらず、危険を感じるとボールのように丸くなって頭部を隠すという動きが特徴的です。

ペットとして飼育されるヘビの中でも特に人気が高く、多くの愛好家やブリーダーによって品種改良や模様が特徴的なものが生み出されているので、お気に入りのものを探すこともできますよ。

温度や湿度など気を付けなければいけない点はありますが、ヘビの中では飼育しやすく、指に巻き付かせるハンドリングもさせやすいので初心者でヘビを飼いたい場合はまずおすすめしたい種類です。

7位 カブトニオイガメ

カメの中でも頭が大きく、甲羅がとがっていることでも知られるカブトニオイガメは天敵に襲われたときには強烈な臭いを出しますが、普通に飼育している分にはまず臭いを出すことはないので安心して飼育ができます。

歩きも泳ぎも得意なので陸地でも水中でも飼育可能ですし、人工飼料でもエビ類でもなんでも食べるので初心者でも餌付けに苦労しないのもポイント。

フンの量が多いのでフィルターが必須だったり、冬場は温度が下がりすぎないようにヒーターを採り入れるなどしなければなりませんが、約20年程度という長い寿命もあり、一度きちんと飼い始められればずっとカメとの生活を楽しめますよ。

初心者が爬虫類を選ぶ3つのポイント

ここまでは初心者にもおすすめできる爬虫類にどんなものがいるかをランキング形式で見てきましたが、ここからは爬虫類を選ぶ際のポイントの中で、特に重要度の高い3項目をご紹介していきます。

ポイント1:大きくなりすぎないか

爬虫類に限らずどんな生体にもいえる話ですが、成長をしていく中で体のサイズが大きくなっていくのは当たり前のこと。カメやヘビなどケージに入れて飼育する生体の場合、成長して大きくなりすぎてしまうと、その大きさに合わせてケージを新調したりする必要性が出てきます。

大きなケージを用意する場合は予算はもちろんですが、部屋のスペースも圧迫されてしまうなどのデメリットが大きいため、最初に用意するケージに合わせて大きくなりすぎないものを選ぶ必要が出てきます。

ポイント2:餌を与えやすいか

爬虫類をペットとして飼う場合、餌を与えやすいかどうかも重要なポイント。ペットに食べさせる餌が用意しやすいかはもちろんですが、きちんと食べさせてあげられないとどんどん飢えてしまいますし、普段はきちんと食べていたのに急に餌を食べなくなった、といった病気の兆候に気づいてあげることもできません。

ショップから買ってきた直後などは環境の変化で食べないこともありますが、あまりにも続くようであれば飼育環境に問題があることも多いので、温度や明るさなどを確認したり、購入したショップに確認するといい結果になることが多いですよ。

ポイント3:大人しく、丈夫か

人の手で繁殖したものやそこまで気性が荒くないものなどもいますが、ヘビやカメなど爬虫類の中には一歩間違えると人に危害を加えるものもいます。飼育経験が豊富であればこういった生体が相手でもきちんとした対処法を取れますが、初心者だと何かあってから遅い可能性もあり、できるだけ大人しく手がかからない生体から飼育を始めてみるのがおすすめです。

また丈夫さも大きなポイントで、細かい専門知識がないとすぐに弱ってしまうような生体は選ぶことを避け、寒さや病気に強い体が丈夫なものを選ぶようにしましょう。

まとめ:初心者におすすめ!人気爬虫類ランキング7!ヘビ・カメ・トカゲなど紹介

爬虫類はさまざまな種類がいるだけでなく、うるさくないので騒音を気にする必要もなく、女性一人でも育てやすいのでペットブームに合わせて爬虫類をペットとして飼う人が増えてきています。

今回は「ヒョウモントカゲモドキ」や「コーンスネーク」など初心者にもおすすめできる人気の生体をご紹介しましたが、これらはすべて大きくなりにくい、大人しい、餌付けもしやすいものという共通点があります。

爬虫類の飼育を始める場合は、今回の記事でご紹介したポイントや、まずは飼育しやすい種類を選ぶのが飼い方の大前提であることをふまえつつ、爬虫類との共同生活を楽しんでみてくださいね。